フュージョンエネルギープラントのエンジニアリングを手掛ける京都フュージョニアリング株式会社は、経営体制を下記の通り変更することを決定しましたのでお知らせします。
記
2024年12月17日付
氏名 | 新役職 | 旧役職 |
長尾 昂(ながお たか) | 共同創業者 | 共同創業者 兼 取締役会長 |
今井 隆志(いまい たかし) | 取締役 兼 Chief Corporate Management Officer | 監査役 |
永田 光博(ながた みつひろ) | 監査役(新任) | – |
■経営体制変更の背景と狙い
当社は、グローバルで持続可能な成長に向けた経営体制の土壌を整えることを目的に、2023年10月から現在に至るまで段階的に経営体制を変更してまいりました。フュージョンエネルギーの早期実現に向けた動きが世界で加速するなか、新たな経営体制のもとでも引き続き技術開発を強化・加速し、創業メンバーに依存することのない、飛躍的な成長に向けて取り組んでまいります。
・このたび取締役および会長職を退任する長尾は、引き続き共同創業者および株主として内側から当社の成長を推進し、重要な決定事項に関わっていく一方で、今後はさらに個人の起業家としての活動の比重を高め、スタートアップ支援の拡充の発信等にこれまで以上に取り組み、間接的にもKFの成長を推進していく予定です。
・取締役に就任する今井は、従来Chief Operating Officer(COO)の世古が担ってきた管理部門をChief Corporate Management Officer(CCMO)として管掌します。それによって、世古が当社の事業に加え、当社がプロジェクトリーダーを務めるフュージョンエネルギー発電実証国内プロジェクト「FAST」等や米国や英国を中心とする海外事業の推進に注力できる環境を整えます。また、今井自身がこれまで様々な企業の役員を歴任し、創業時より管理部門の責任者として当社の成長に深く関わってきた経験と強みを活かし、更なる経営体制およびガバナンスの強化に取り組みます。
・新たに監査役として就任する永田は、国内外の企業での投資銀行業務やファイナンス業務等の経験に加え、弁護士として法律実務に携わる中で企業法務に関する豊かな経験と高度な専門性を培ったほか、上場企業の社外監査役および社外取締役の経験も有しています。以上のことから、当社の監査役として、当社取締役の職務執行を適切に監査いただくことが期待できるものと判断しております。
■新任 監査役について
永田 光博
略歴:
大学卒業後邦銀に勤務した後、米国ビジネススクール留学を経て米国投資銀行に転職し、2004年までNY及び東京で、主に米国投資銀行で日米欧企業を顧客として投資銀行業務(M&A、企業再編、資金調達、証券化、IPO、デリバティブ業務、IR・格付助言サービス等)に従事した。2006年からは弁護士として、幅広く一般民事、刑事も含めた法律サービスを提供する一方、企業法務の分野では金融商品取引法を専門としている。東証上場会社の社外役員(社外取締役、社外監査役)も複数社経験している。
以上