皆様、こんにちは。
京都フュージョニアリング広報担当です。
早くも文系界隈から話題の不定期シリーズ「ゴリ文が学ぶ」。
一方でネタ枯れしないか一抹の不安を抱えている筆者。
期待にお応えできるよう、細く長く続けていきたいと思います。
さて今回は、フュージョンエネルギーについて基本の「き」から学ぶための虎の巻になる書籍やウェブサイトなどをご紹介したいと思います。
核融合現象そのものはもちろん、エネルギー、脱炭素などについても見識を深めることで、よりフュージョンエネルギーの重要性が理解できるようになります。
最近新しく当社に入社したメンバーにも好評なこれらの虎の巻、必見です！
おすすめ書籍 4選
おすすめウェブサイト 6選
1. ITER Japan
国際的なフュージョンエネルギーのプロジェクトである「ITER（International Thermonuclear Experimental Reactor）」のウェブサイトは、情報の宝庫です！特に、一般の方でもわかりやすい工夫もされており、ゴリ文にもやさしいコンテンツがたくさんあります。
例えば、ITERを漫画で紹介していたり。
ペーパークラフトなんかもあって、楽しみながら核融合炉について知ることができます。
特におすすめなのが、国内外の核融合・ITERに関するWebニュースがまとまっているこのページ。
最新の情報をキャッチできるのでとても重宝しています！
■核融合・ITERに関するWebニュースまとめ
2. QST六ヶ所研究所（Youtubeチャンネル）
やはり動画はわかりやすい！
量子科学技術研究開発機構（QST）の六ヶ所研究所が動画を用いて取り組みを紹介しています。
個人的にはこの動画はわかりやすい解説であると同時に、ワクワクする構成なのでおすすめです。
■六ヶ所研究所紹介ビデオ『NOW2.0』
3. NIFS（用語解説）
色々なコンテンツを見ていても知らない言葉がたくさん出てくるのがゴリ文の悩みの種。
そんなときに役立つのが核融合科学研究所（NIFS）による用語解説。
最低限身に付けておくべき用語がまとまっています。
4. 経済産業省 資源エネルギー庁「エネこれ」
エネルギーの「これまで」と「これから」と称し、エネルギーに関する様々なコンテンツがまとめられています。
特に勉強になったのは日本のエネルギーの歴史。明治元年から150年の節目だった2018年に、明治維新以降の歴史の中で日本のエネルギー開発・エネルギー利用がどのような変遷をたどってきたのかを６回シリーズで振り返るという企画です。
■日本のエネルギー、150年の歴史
当たり前のように利用しているエネルギーがどんな変遷を経て今に至っているのか、端的でわかりやすくまとまっています。
■日本のエネルギー 2022年度版 「エネルギーの今を知る10の質問」
今の日本のエネルギーがどうなっているのか、様々な角度から解説しています。
5. 文部科学省 Fusion Energy
フュージョンエネルギーについての様々なコンテンツを発信しているサイトです。
「核融合を理解する10のキーワード」や「刊行物の紹介」など、学び始めに最適な情報がまとまっています。
その中でもフォトギャラリーは必見です。JT-60SAやLHDなどを高解像度の写真で紹介しています。なかなか見ることのできない内部のイメージをつかむことができ、その迫力に圧倒されます！
6. 原型炉設計合同特別チームのウェブサイト
フュージョンエネルギーを実現させるため、日本中の研究機関、大学、産業界が結集し、研究・開発を進めている「原型炉設計合同特別チーム」のウェブサイトです。
「原型炉」と呼ばれる核融合炉として実際に発電が出来るかを試すために作られた原子炉について詳しく知ることができます。どんな機器で構成されるのか、その機器の説明なども掲載されています。
いかがでしたでしょうか？
今回は弊社に新しく入ったメンバーがよりどころにするような情報源を中心にご紹介してみました。
フュージョンエネルギーやエネルギー領域について学びやすいコンテンツですので、ぜひお時間あるときにご覧いただけたらと思っています！
今後とも京都フュージョニアリングにご注目ください。
また次回の「The Fusion Era」でお会いしましょう！
THE FUSION ERA：https://kyotofusioneering.com/news_category/blog
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