皆様、こんにちは。
京都フュージョニアリング広報担当です。
先日京都で開催された「ZET(Zero Emission Technology)New Japan Summit 2023 Kyoto(以下、ZET Kyoto)」に参加しましたので、現地の様子を簡単にレポートでお届けするとともに、当社が最近京都で始めた新たな取り組みをご紹介します。
– 脱炭素テクノロジー関連のスタートアップが京都に集結!
「ZET Kyoto」は、国内外の脱炭素テクノロジー関連スタートアップ等との協業、まちづくり・地域産業への技術導入をテーマに産学公の関係者が一堂に介し事例の共有を図り、新たな交流と共創が生まれる場として開催されたイベントです。
2023年3月2日(木)、3日(金)の2日間、京都の永守重信会館で行われ、約3000名が申し込みなど盛況でした。会場も熱気に溢れ、スタートアップの勢いや情熱が垣間見える空間になっていました!
当社は、ブース出展のほか、スタートアップピッチにも参加。ピッチでは、当社メンバーの井野 孝が登壇し、フュージョンエネルギーについて来場者に熱心に語りかけていました。
– 京都府向日市と一緒に竹材の炭化に取り組んでいます。
今回のイベントは京都で行われたものですが、京都といえば、昨年末にニュースリリースで発表した竹材を炭化する取り組みもスタートしています。
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<News Release>
京都フュージョニアリング、核融合を通じた炭素固定化・カーボンネガティブへの貢献を目指し、向日市の竹材をマイクロ波で炭化する取り組みを新たにスタート
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ZET Kyotoでも、実際に炭化した竹のサンプルを用意していたのですが、「これはなにか?」と興味をお持ちいただいたり、「核融合とはどういうつながりのがあるのか?」と質問をいただくなど、向日市での取り組みについて関心をお持ちいただく機会も多くありました。
簡単にご紹介すると、管理しきれなくなった竹林(放置竹林)が放置されることで、いずれ腐敗が進み、それまで竹が吸収してくれていたCO2が再び環境に放出されることになってしまいます。
この取り組みでは、保全活動で得られた竹の一部を、マイクロ波装置を用いて炭化。竹に含まれる炭素を固定化します。
この取り組みが進むと、カーボンネガティブ、ひいては持続可能な地球環境の実現へと貢献することができ、未利用の竹資源の有効活用につながっていきます。
今後、フュージョンエネルギーが社会実装される際には、そのエネルギーを炭素の固定化にも応用できることが期待されています。エネルギーを生み出すだけでなく、どう活用していくかも、引き続き検証していきたいと考えています。
今回は、京都に関わる最近の当社の取り組みをまとめてお届けしました。
いかがでしたでしょうか。京都はゆかりの地でもあり、メンバーも出張で行く機会が多いため、そこでどんなことをしているのかまた別の機会にご紹介できればと思います。
今後とも京都フュージョニアリングにご注目ください。
また次回の「THE FUSION ERA」でお会いしましょう!
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